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朝日新聞の読書欄は毎週日曜で、12月25日は年末恒例の書評委員による「今年の3点」でした。
その中で、作家の奥泉光氏お薦めの1点は「月下推敲 谷川浩司詰将棋作品集」でした。
すごいことです。長くなりますが全文を掲げます。
三代伊藤宗看『将棋無双』など、江戸時代中期には名人が詰将棋を将軍に献上する習慣があったと聞くが、
①(注:3点のうち)は久しぶりに出た十七世名人による詰将棋集。将棋を知らない人には意味が分からず、
将棋を知っている人でもここに並んだ作品を自力で解ける人は数多くないだろう(私は一つも解けない)。
けれども、こうしたものは存在すること自体に意義があるので、ひとつの伝統の精華として貴重である。
紙面からは彫琢された芸道の気品が匂い立つ。
どうです、この文章。そもそもこういう所で取り上げるというのはひとつの見識ですね。
われわれ詰将棋の世界の住人にとってはすごくうれしい、有り難いことです。
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